2012年5月25日 (金)

虚血性心疾患

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<◆… 虚血性心疾患 …◆>

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【身近な健康の疑問】

 高血圧や脂質異常症などから動脈硬化を起こし、その結果、引き起こされる心筋梗塞などの「虚血性心疾患」について話を伺う。

 --虚血性心疾患とはどんな病気ですか

 鈴木明裕医師大きく分けて2つあります。心臓の筋肉に栄養を供給する冠動脈という血管が狭くなり、血液が流れづらくなる狭心症と、冠動脈が完全に詰まってしまう心筋梗塞です。

 まず、狭心症ですが、これも大きく2つのタイプに分かれます。1つは労作(ろうさ)性狭心症で、冠動脈が動脈硬化で狭くなっている状態。運動などをすると、心臓の筋肉に十分血液(酸素)が行き届かないため、痛みが起こり、安静にすると治るタイプです。もう1つは冠攣縮(れんしゅく)性狭心症で、冠動脈がけいれんして狭くなって、やはり血液が流れにくくなり、胸痛が起こります。これは安静時にも起こり、明け方に多く見られます。

 心筋梗塞は冠動脈が完全に詰まってしまう状態なので、心筋細胞が死んで命にかかわる場合があります。

 --どんな症状が出ますか

 狭心症で最も多いのは、胸の真ん中全体が強く締め付けられるような痛み、絞扼(こうやく)痛です。

 意外に多いのが、首、下あご、歯の痛みです。ほかに、みぞおち、左腕の内側から側胸部、左肩の痛みもあります。

 心臓の痛みとは思わず、歯痛や胃痛と思う人もいるので、15分くらいで消失する絞扼痛は狭心症のこともあるので、ぜひ覚えておいてください。

 痛みの特徴は1本指で示せるような狭い範囲でなく、手のひら全体で示す広さです。チクチクする痛みも狭心症ではありません。心筋梗塞は一般に冷や汗をかくくらいの激しい痛みが15分以上続き、治まりません。この場合はすぐ救急車を呼んでください。

 --原因は何ですか

 冠動脈の動脈硬化です。冠攣縮性狭心症は軽度の動脈硬化が始まっている人に多く、労作性狭心症はかなりの狭窄になって初めて症状が表れます。無症状の人も多くいます。

 動脈硬化と言うと、動脈が石のように硬くなった状態と思うかもしれませんが、多くは血管の壁の中に粥腫(じゅくしゅ)といって、おかゆのようなコレステロールの残骸がドロドロになって入っている状態なのです。これで狭くなっているのが労作性狭心症の状態です。

 しかし、心筋梗塞はこの粥腫が増大して狭くなり閉塞(へいそく)するのではありません。一種のオデキのような状態が、大きくなり破れると、中のドロドロの膿(うみ)が排出されます。血管の中でこれが起こるのです。これも傷なので、修復しようとして皮膚のかさぶたと同じように血の塊(血栓)ができて、血管を完全閉塞させるのです。したがって、意外に急性心筋梗塞は今まで狭心症の胸痛がないのに、突然起きることが多いのです。

 --検査法はあるのですか

 安静時心電図で狭心症の変化が認められる人は、負荷心電図という運動前後の心電図検査をします。トレッドミル(ベルトコンベヤー走)、エルゴメーター(自転車ペダルこぎ)、マスターテスト(階段昇降)などがあります。

 これで陽性の場合は最近、高精度のCT(コンピューター断層撮影装置)があるので、これで冠動脈造影検査を行うことも多く、これらの検査結果の程度により冠動脈造影検査となります。この検査は足の付け根や腕の動脈からカテーテルという細い管を挿入し、冠動脈まで持っていき造影する検査で、3本ある冠動脈のどの部位がどのくらい狭いのかを診断します。

 冠攣縮性狭心症は運動では誘発されないので、ホルター心電図という24時間心電図を記録できる装置を付け、検討しますが、なかなか発作が捕まりません。頻回の場合は、やはり冠動脈造影中に血管けいれんを誘発させ診断します。

 いずれにしても、発作時の心電図が記録できれば、かなり診断できるので、もし来院時に胸痛があるならば、遠慮なく「今、心電図を取ってください」と申し出てください。

 --どんな治療法がありますか

 内服治療、冠動脈インターベンション、冠動脈バイパス術があります。内服治療は安定している労作性狭心症や冠攣縮性狭心症で行われ、冠動脈を拡張し、けいれんを予防する薬を内服します。

 冠動脈インターベンションは冠動脈内の狭窄部位にさらに細いカテーテルを挿入し、直接狭窄部位を風船で膨らませて拡張し、そこにステントという金網の筒を入れ拡張する治療です。特に急性心筋梗塞は6時間以内にステント治療を行えば、その後の心不全も少なく、社会復帰も早期に可能です。術後の再狭窄の問題もありますが、血栓をつくりにくいステントの開発でかなり減少しました。しかし、まだ日が浅く、各種ステントの長期の成績については現在、調査が進行中です。

 冠動脈バイパス術というのは、狭窄の場所が多い場合や狭窄の部位により行われます。狭窄部位の先に別な血管のバイパスを作るもので、最近は人工心肺を使わない手術も多く、患者の負担も軽減されています。

 現在はこれらの治療法の進歩により、ほとんどの人が救命可能になっています。動脈硬化が原因なので、その後の脂質異常の改善と血栓予防薬の内服も行います。

 --予防法を教えてください

 何と言っても、動脈硬化を進行させないことが重要で、特に虚血性心疾患はコレステロールと関連が強いため、この管理が最重要です。LDLコレステロールは139mg/●以下が正常ですが、これが160以上だったら治療が必要になります。

 このほか年齢、糖尿病、高血圧、喫煙、冠動脈疾患の家族歴、低HDL血症などリスクが加われば、基準がより厳しくなります。このリスク対策のほか、(内臓)肥満や多量の飲酒の改善、運動は言うまでもありません。

 --病気の予兆で注意すべきことはありますか

 心筋梗塞は突然起きやすいと言いましたが、心筋梗塞の患者に話を聞くと、前日くらいから何となく胸に違和感や軽い胸痛があった人が多いのです。なので、軽い絞扼痛があり治まったとしても安易に考えず、受診してください。それから、胸だけでなく、首、あごやみぞおちの絞扼痛も狭心症にはあることを忘れないでください。(聞き手高橋健治)

 鈴木明裕(すずき・あきひろ)昭和30年10月、栃木県那須塩原市(旧西那須野町)生まれ。独協医大卒。独協医大第一内科(現心臓血管内科)講師を経て西那須野内科循環器科クリニック(那須塩原市永田町)院長。那須郡市医師会理事、西那須野塩原地区医師会会長。専門は循環器内科、内科。


(この記事は社会(産経新聞)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

糖尿病予防

2012年5月17日 (木)

40歳以上男性は半数メタボ 「ちょこまか運動」有効と専門家

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<◆… 40歳以上男性は半数メタボ 「ちょこまか運動」有効と専門家 …◆>

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 厚生労働省が行なった平成16年の国民健康・栄養調査によると、40~74歳では、メタボリックシンドローム(通称・メタボ)が強く疑われる人は約940万人、その予備群と考えられる人は約1020万人、合計1960万人にも上る。男性では2人に1人がメタボか、その予備群と考えられており、女性のケースでは5人に1人という数字と比べると、非常に高い割合といえる。

 その解消法として京都大学大学院の森谷敏夫教授が提唱しているのが、「ちょこまか運動」。5月7日に東京商工会議所で行なわれたセミナーでは、その内容や効果とともに、メタボを心配する男性にはショッキングなデータの数々が発表された。

 厚生労働省のデータによると、20歳以上の摂取エネルギー量は、終戦後(昭和21年)は1903kcal。ところが、平成20年には1883kcalと、摂取エネルギー量は戦後を下回っている。

「現代人のエネルギー摂取量は、日本人がいちばんエネルギーを摂っていた時代(昭和50年の2226kcal)に比べると、1日約300kcalも減っています。仮にエネルギー摂取を1年間、1日300kcal減らせば、体重が15kgも減少してしまうほどの量です」(森谷教授)

「日本人の食事摂取基準(2010年版)」(厚生労働省)によると、30~49歳男性の推定エネルギー必要量は、2300~3050kcal。それを下回っているにも関わらず、肥満者(BMI値が25以上)の割合を見ると、男性は20歳台以上のすべての年代において、増加している。

「よく“飽食の時代”という言葉を聞きますが、それは真っ赤な嘘。日本人は、食べ過ぎで太っているのではなく、完全に“運動不足”によって太っているのです」(森谷教授)

 アメリカで行なわれた「過食実験」では、非常に興味深い結果が出た。16人の参加者が、1日あたりの必要量に加え、1000kcalも余分なエネルギーを摂取。計算上、30日後には4kg以上の脂肪がつく量になる。ところが実際に計測してみると、予測通り4kg増加した人もいるが、中には0.5~1kgしか増えていない人がいた。

「この差を生んだのが、『NEAT(ニート)』(非運動性熱産生)です。NEATとは、立つ、歩くなどの日常的な活動によって消費するエネルギー量のこと。NEATの多い人、つまり普段から“ちょこまか動く”人は、1日1000kcal余分に摂っても、脂肪があまり増えなかったのです。

 運動習慣のある人でも、1日のエネルギー消費量のうち、運動によって消費されるエネルギーは1割弱。ところが、NEATは4割以上を占めています。ですから、特別な運動をするよりも、日常的にちょこまか動き回ってNEATを増やすほうが、体重増加を抑えるには、よほど効率のよい方法といえます」(森谷教授)

 例えばウォーキングの場合、30分間で消費できるエネルギー量は約75~100kcalといわれる。ところが、日常的に“ちょこまか”動き回るだけで、少なくともこの3~4倍、多くて8倍ものエネルギーを燃焼させることができるという。

■個人差が大きい「NEAT」をうまく増やすコツは?

 森谷教授が提唱する“ちょこまか運動”には、決まった動きはない。
「座っている時間を極力減らすだけでよいのです。例えば、立っているだけで、座っているときに比べて約20%も多くのエネルギーを使います。どんなに優れたダイエット器具でも、連続してこれだけの効果を発揮できるものはありません」(森谷教授)

 前屈みの姿勢になれば、座っているときの約40%多いエネルギーを消費。歩けば3倍、階段を上がれば8倍ものエネルギーを使う。

「NEATは、個人差がかなり大きいのです。京都大学で、特に運動をしていない女子学生を対象に行なった実験では、活動量が多い群、少ない群を比較すると、1日あたりのエネルギー消費量に200kcalの差がありました。それを1年に換算すると、10kgの脂肪がつくほど、運動量に差があることになります」(森谷教授)

 カナダでは、1万7000人を12年間追跡調査したところ、1日中座っている人は、座る時間が短い人に比べて、心臓疾患などで死亡する率が約1.5倍も高いという結果が出た。

「最近では、内臓の脂肪から、2型糖尿病や高血圧症、脂質異常症などを引き起こす遺伝子が発現することがわかっています。肥満者が糖尿病を併発すれば、脳・心臓血管系の疾患で死亡する確率は4倍にまで跳ね上がります。脂質異常症も併発すれば9倍以上、高血圧症も加われば16倍。さらに、内臓脂肪はアルツハイマー病やがんの発症にも関係するということも、わかりつつあります」(森谷教授)

 普段の生活の中で、「座らない」「なるべく立ったり、歩いたり」を意識して、NEATを増やすことが、内臓脂肪を減らし、ひいては生活習慣病を予防する近道といえそうだ。

 また2008年にメタボ健診が始まったことから、ウォーキングなどの軽い運動を取り入れる人も増加している。気温が上がるこれからの時期は、運動だけでなく、ちょこまか動くだけでも汗をかくため、熱中症や脱水症状を予防する必要がある。

「水分補給は、のどの渇きを覚えたときでは遅いのです。“ちょこまか運動”とともに、ふだんから“ちょこまか”水分をとる習慣をつけておくのが大切です。また、汗をかけば水分とともにナトリウムやマグネシウムなどの電解質も失われますから、水と一緒に効率よく補給する必要があります」(森谷教授)

 汗をかいたとき、水分だけを補給すると、体液の濃度が下がる。それを調整するため、体は薄い尿や水っぽい汗で水分を排出し、その結果、体液がかえって不足するという事態に陥る。それを防ぐには、水とともに電解質を補うのが、最も効率のよい“ちょこまか水分補給”となる。

 そうしたニーズをふまえて日本コカ・コーラからは、メタボが気になり始める35歳以上をターゲットにしたスポーツ飲料『アクエリアス ゼロ』が発売された。電解質と水分を同時に補給できるだけでなく、ゼロカロリー、燃焼サポート成分「カルニチン」を配合。“ちょこまか運動”で脱メタボを目指す人に、フィットするアイテムになりそうだ。

 年齢とともに、重くのしかかってくる体重や腹囲。運動に取り組み始めても、思い通りには減らなかったり、挫折してしまったり……という人も多いだろう。そういう人は「ガツンと減らす」から、“ちょこまか運動プラス水分補給”に意識を切り替えれば、意外とスムーズにウェイトコントロールが可能になるかもしれない。


(この記事は社会(NEWS ポストセブン)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

糖尿病予防

2012年5月15日 (火)

【レポート】これからは甘い「糖」を食べて痩せる!? - 希少糖に秘められた驚異の力

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<◆… 【レポート】これからは甘い「糖」を食べて痩せる!? - 希少糖に秘められた驚異の力 …◆>

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●すごい機能を持った希少糖を含むシロップが12年6月より全国発売を開始
○自然界に少ない単糖をでんぷんから生成

【拡大画像や他の画像】

松谷化学工業は5月10日、天然系機能性甘味料「希少糖(レアシュガー)」の一種であり、ノンカロリーながら甘味が砂糖の7割程度である「D-プシコース」などの成分を含む異性化糖である希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート(Rare Suger Sweet:RSS)」を2012年6月1日より全国の法人に向けて発売することを発表したが、同日、その発表に合わせて、希少糖の効能などの研究調査結果の説明会を実施した。

RSSはでんぷんから作られる異性化糖をさらに異性化した製品で、希少糖であるD-プシコースとD-アロースの2種類を約15%含有している。希少糖とは、自然界に微量しか存在しない希少な単糖およびその誘導体の総称と定義されており、現在、キシリトールをはじめとして自然界に50種類以上存在していることが確認されている。

これまでも同社は香川大学と共同研究を進めてきており、各種の学会にてその研究成果を発表してきた経緯もあるが、今回の説明会はこれまでのそれらの成果などをまとめたものとなっていた。

○抗肥満効果や動脈硬化の抑制効果を持つ希少糖「D-プシコース」

D-プシコースの確認された主な機能としては、「糖代謝」と「脂質代謝」の2つ、糖代謝では、食後の血糖値およびインスリンの上昇を抑制できることが確認されたほか、脂質代謝では抗肥満効果や動脈硬化抑制効果が確認された。また、最近ではD-プシコースを摂取することでランゲルハンス島のβ細胞を保護できるという研究成果も報告されている。

実際のヒトに対する長期試験の結果としては、1日合計15gを4週間/12週間摂取し続けた場合と非摂取の場合ではTNF-αおよびアディポネクチンの上昇が認められた。また、肥満の原因の1つと言われる異性化糖に5%濃度のD-プシコースを加えたもので、内臓脂肪の低減効果が確認されたという。

こうした研究からD-プシコースには上述した複数の機能が確認されたわけだが、体内でどういった作用が起きているかというと、おおざっぱに言うとD-プシコースを摂取すると、まずは小腸での糖の吸収抑制が働き、続いて肝臓での脂肪生成抑制が起き、これが内蔵の脂肪蓄積の防止へとつながるほか、HDL受容体が活性化し、HDL/LDL比の改善が促されることによって効果を得られるという。

○活性酸素の発生を抑制する希少糖「D-アロース」

一方のD-アロースだが、現在食品としての安全検査を受けているが、自社検査では問題ないものという結果を得ているという。また、得られる機能については同じ希少糖ながらD-プシコースと異なり、細胞の活性酸素の発生を抑制することが可能になることが確認されているという。

活性酸素は、さまざまなストレスを受けると細胞内のミトコンドリアなどが作用して発生する物質で、いろいろと生体に悪影響(例えばがんや梗塞、DNA異常など)が、生じることが知られている。これをD-アロースを摂取することで発生を抑制することができるようになる。実験では脳梗塞/心筋梗塞への抑制作用の研究として、中大脳動脈の60分間閉塞による大脳の壊死を、D-アロース(400mg/kg)を摂取させることで抑制できることが確認された。

また、詳しく調査した結果「収縮期血圧・拡張期血圧の上昇抑制」「臓器虚血障害保護作用」「細胞増殖抑制」の3つの機能があることが判明した。3番目の細胞増殖効果抑制だが、例えば骨粗鬆症という病気は破骨細胞と骨芽細胞が均衡を保つことで維持されていた骨の状態が、破骨細胞が有利になることで引き起こされる。破骨細胞にD-アロースを適用できれば、骨粗鬆症の予防も可能になる可能性があるという。

これらの結果で得られる内臓脂肪の低減と活性酵素の抑制により、寿命の延長が期待できるようになる。カロリーの高いものはたいていおいしいが、高カロリーを摂取し続けると、カロリーをコントロールしてきた場合に比べて見た目も劣化するほか、平均寿命にも差が生じることがサルを用いた長期間実施した研究成果により示されている。

●低カロリーのはずの異性化液糖がなぜ肥満を引き起こすのか
○低カロリーなのに肥満になる - その時、体内では何が起きているのか

食品レベルでこの問題を考えると、抗酸化物質や脂質代謝物質、糖代謝改善物質などがこれまでに登場してきたが、近年、遺伝子の転写活性を調節する物質によるアンチエイジング食品の可能性が言われるようになってきており、実際に線虫にD-プシコースとD-アロースを含んだ餌を与えて研究を行ったところ、含有の有無でD-プリコース含有の場合で20%、D-アロース含有の場合で26%の寿命延長が確認されたという。また、抗酸化酵素(SODとカタラーゼ)の発現量と酵素活性も上昇していることが確認されていることから、酸化ストレスに対する耐性が向上したのではないかという。

これらがRSSに含有されるが、RSSには糖としてブドウ糖と果糖も含まれてる。ブドウ糖も果糖も異性化糖であり、エネルギーになることが知られているが、研究により食欲に関係することがわかってきており(ブドウ糖は血糖値を上昇させるが、果糖は血糖値を上昇させない)、RSSではブドウ糖で適正なエネルギー代謝を図り、果糖で良質な甘味と、そして希少糖で体脂肪の最適化をはかることがコンセプトとなっている。

2002年に果糖が肥満を引き起こすという論文が発表されたほか、2004年には異性化糖の消費による糖尿病と肥満の増加に相関関係があるといった論文が発表された。これらの論文が意味するのは、ブドウ糖は解糖系に入ると、これ以上余分やエネルギーはいらないという指令が出るが、果糖で入るとその指令が止まり、結果として余剰したエネルギーが脂肪に回されるというもの。また2009年にはインスリンの分泌に関して、高甘味度甘味料(砂糖の数百~数千倍の甘味を有する物質)をほかのものと一緒に摂取すると、インスリンの過剰分泌が促されるとの報告が出されたほか、2010年には低エネルギー甘味はエネルギー摂取を増やすというという報告も出ている。

これは疲労した際にブドウ糖が減少し、甘いものが欲しくなるが、ここで高感度甘味料を摂取すると、低カロリーでインスリンの分泌も減るため、満足感を得られずにさらに食べてしまうということが要因のようで、これに対し、同社などの研究グループは食欲などを考えた組み合わせなどを考えていく必要が出てきたと考え、甘味料に求められる、甘さによる満足感を与えながら、カロリーや食欲をどうやって調節していくかを検討した結果、希少糖を用いることを思いつき、今回のシロップ開発を行ったという。

○RSSの12日間摂取で体重/BMI/体脂肪率のすべてが減少

動物知見の結果、でんぷんを食べさせたときの内臓脂肪と、それを異性化糖に置き換えたときの内臓脂肪は増加傾向が見られたが、さらに希少糖を加えると、内臓脂肪の低減が見られたという。このことは例えばファーストフードとして異性化糖が入ったハンバーガーやドリンクを飲むと肥満は進むが、そこに希少糖を入れることで肥満を抑制することが示されたものであった。

そこで、さらに人体に対する試験を実施。普通体重~肥満度1の健常成人34名(男女各17名、平均年齢42.0歳、平均体重70.5kg、平均BMI25.8kg/m2、平均体脂肪率28.2%)を対象に1日1本のRSS(30g)を朝食後と、同等カロリーの試験食品を12日間摂取してもらった結果を比較したところ、摂取した方は体重が平均1.8kg、BMIが0.7kg/m2、体脂肪率が1.7%それぞれ減少したことが確認された。また、レプチンが有意に増加したほか、レチノール結合たんぱく質が有意に減少したという。ちなみにこの試験は第3者機関の試験による結果で、ヒトに対して行った第3者試験はほぼ特保に準じる基準で実施されたという。

この時、何が起きているのか。研究グループは、この抗肥満作用のメカニズムについて、一般的なHFCS(High-Fructose Corn Syrup:異性化液糖)を摂取すると、果糖により食欲が増し、燃焼しきれない炭水化物が脂肪へと合成されるが、そこに希少糖が加わることで、脂肪の合成が抑制されるようになり、炭水化物が燃料に回されやすくなるというものを推定している。

○米国への進出もすでに開始 - 産官学連携の成功例を目指す

すでにRSSの安全性確認はほぼ終わっており、6月よりこれまでの(同社本社がある)香川県のみでの販売から、全国展開へと拡大される。また、香川県に量産工場の建設も進めており、2013年の春には月1000tの生産能力での稼働を予定するほか、D-プシコースそのもののビジネス化も進めており、すでに特保の申請済みとのことで、2~3年後には審議を終え、販売できる見込みだという。

なお、今後については香川大学などと従来以上の連携を進め、D-プシコースやD-アロースに続く希少糖の開発を進めるほか、植物に用いると病害虫に対する防御作用が増強されたり、発芽の制御や成長抑制が可能になるなど面白い成果も出てきており、そうした応用展開も進めていくとする。また、肥満大国と言われる米国でのビジネス化も推し進めており、すでに米国食品医薬品局(FDA)の承認取得に向けた行動を開始しているとのことで、「香川から日本へ、日本から世界へと希少糖の推進によりマーケットを確立し、うまくいかないといわれる産官学連携をなんとか成功させたい」と意気込みを語っている。

(小林行雄)

[マイナビニュース]


(この記事はテクノロジー総合(マイナビニュース)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

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2012年5月10日 (木)

肥満対策として加糖飲料に課税を=米医学研究所

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<◆… 肥満対策として加糖飲料に課税を=米医学研究所 …◆>

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 肥満症が根強い社会問題になっている米国では、年間の医療保険費の数十億ドルを肥満治療が占めている。この傾向を止めるには、学校や企業、医師などによる集中的な対処法が必要だとする報告が8日、発表された。

 この報告は米連邦政府に保健政策の助言を行う独立系の米医学研究所(IOM)が発表したもの。IOMは報告書の中で、少なくとも1日60分の運動時間を学校に義務付けることや、加糖飲料への課税を検討することなどを推奨している。また食品会社には18歳未満の子ども向けの商品の栄養基準を改善するよう訴えており、仮に企業が自主的に対応しない場合、政府による栄養基準の義務化を検討するよう勧めている。

 医師に対しては、さらに踏み込んだ患者のスクリーニング検査と、肥満防止カウンセリングの実施を増やすべきだとしている。また企業に対しては、健康的な食生活の啓発活動を行うことや、肥満関連治療などを健康保険の対象に含めるよう訴えている。

 特に学校を肥満防止のための「ナショナル・フォーカル・ポイント(国を挙げた取り組みの焦点)」とすべきだと報告書は訴えている。子どもたちは学校で、起きている時間の半分を過ごし、1日に必要なカロリーの実に半分を摂取するからだ。

 まとめると、これらの推奨事項は、食物の過剰摂取やジャンクフードの消費、運動不足を減らすよう生活環境を変えることを目的にしている。報告書の執筆者らは、肥満症の蔓延は個人の意志力だけでは抑えられないと訴えている。

 しかし、これらの変革を実現させるのは難しい。報告書にある推奨事項の多くは数年前からすでに言われていたことで、IOMによる前回の報告書にも書かれている。ところが、特に連邦レベルでの反対勢力が多くの変革の実現を阻んできた。

 一部の市や州ではこの数年、加糖飲料に対する課税の検討が行われてきたものの、飲料業界は数百万ドルをロビー活動や広告に費やし、これに反対する活動を行ってきた。結果、いまだに課税は実現していない。

 オバマ政権はミッシェル大統領夫人の「レッツ・ムーブ」キャンペーンを通じ、子どもの肥満症対策を主要政策の1つとしてきた。これにより公的補助を受けているスクールランチの栄養が見直され、以前よりも野菜やフルーツ、ホールグレイン(全粒粉)が多く供されるようになったほか、栄養価の低い食品を学校から排除した。

 しかし米議会は、ピザをスクールランチの皿にのせまいとするオバマ政権の努力を妨害した。ピザには通常、野菜とみなされる材料が含まれているというのが理由の1つだ。また、子ども向けの食品と飲料に対する任意の栄養基準を立案するため、2009年に設立された連邦4機関による作業部会は、議員と食品会社からの反対に遭い、たなざらしのままになっている。

 米飲料業協会(ABA)は、IOMが運動に重点を置いたことを評価する一方、糖分を含む飲料の販売に対する規制を是認する点を批判した。「糖分を含む飲料をやり玉に挙げた差別的な政策を主張することは間違った対処法だ」とABAは声明の中で述べている。

 ABAは糖分を含む飲料に対する課税が肥満症を減らす一助になるとの証拠は限定的だ、としたうえで、米国民が摂取するカロリーのうち、糖分を含む飲料はそのわずか7%を占めるにすぎないと訴えている。ABA広報担当のクリス・ギンドルスパーガー氏は、商品のカロリーを減らし、容器を小さくすることにおいて「われわれは、実は主導者である」と述べている。

 IOMの報告は、ワシントンで開催された米疾病対策予防センター(CDC)主催の「ウエイト・オブ・ザ・ネーション」会議で公表された。米国の肥満症はこの10 年で、子どもおよび成人ともに微減しているものの、依然として米国人の3分の2が太り気味や肥満症であり、深刻な肥満症を患っている人の数も増え続けている。

 この傾向がどこへ向かっているのかは定かではない。7日発行の米予防医学ジャーナルに掲載された研究によると、2030年には米国の人口の42%が肥満症になると予測されている。CDCの統計によると、2009-10年は成人の35.7%、子どもの16.9%が肥満症だった。

 公衆衛生担当の職員が懸念するのは、現在1250万人余りの肥満症の子どものうち、どのくらいの割合が成人になっても肥満症のままでいるかということだ。また医療保険の負担額の上昇も懸念の1つだ。肥満症は2型糖尿病や心臓疾患といった、治療費が高くつく慢性疾患と関わりがあるからだ。肥満症に関連する疾病の治療費の見積もりは幅があるが、IOMでは年間1902億ドル(約15兆2000億円)と試算している。


(この記事は海外総合(ウォール・ストリート・ジャーナル)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

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2012年5月 7日 (月)

GLAYのTERU 6kg減に成功の「プラスわかめダイエット」紹介

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<◆… GLAYのTERU 6kg減に成功の「プラスわかめダイエット」紹介 …◆>

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 健康に良いイメージの「わかめ」だが、実際になにが、どう良いのか。5月5日は「わかめの日」(実は!)だ。食事情に詳しいライター・編集者の松浦達也氏が、「わかめの秘密」を語る。


 * * *
 5月5日と言えば、子どもの日。端午の節句である。そしてもうひとつ、なぜかこの日に制定されている日がある。「わかめの日」である。

 なぜ5月5日に、わかめなのか。日本わかめ協会によれば「新わかめの採取が一段落し、美味しい新わかめが市場に出回り、やはりこの時期に出回るタケノコとを取り合わせた季節感たっぷりの『若竹煮』のシーズン」であること。そして「印象を与えやすいよう『子どもの日』の5月5日を『わかめの日』と定めました」ということなのだ。

 わかめには都市伝説めいた噂もよく聞かれる。「健康にいい」というぼんやりしたものはいい方で、「髪が生える」など明らかに見た目のイメージに左右された、まったく根拠のない噂もある。

 とはいえ実際、健康にいい成分が含まれているのも事実だ。例えば、海藻にはつきものの水溶性食物繊維。ご多分に漏れずわかめにもアルギン酸という、塩分やコレステロールを体外に排出する成分が含まれていて、高血圧や動脈硬化などの成人病に効果が期待できるという。またフコイダンという食物繊維には、コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防するという作用があるばかりか、体内に吸収される前に糖質を包み込んで排出するなどして、血糖値の急激な上昇を抑える効果も期待できる。

 血糖値が急激に上がると、人間の体内ではインスリンが大量に分泌される。この状態が繰り返されると、体脂肪がたまりやすくなり、肥満や糖尿病の原因にもなり得る。食事のとき、急激な血糖値の上昇を抑えるわかめを摂取すれば、ダイエット効果も期待できるというわけだ。

 実際、つい先日、ロックバンドGLAYのTERUが自らのブログで、朝食抜き生活から「とろろ豆腐にわかめを載せ、そばつゆで食べると言う、シンプルな朝食」に切り替えたところ、昨年末から約6kgの減量に成功したと明かしていた。トマトやバナナなど単品のみを食べる、「××だけダイエット」よりも、「プラスわかめダイエット」の方がはるかに現実的ということかもしれない。

 国内でのわかめの一大生産地である三陸海岸。昨年は収穫が始まった直後に震災が起きた。養殖わかめや施設がすべて流されたエリアで、今年は順調な収穫が行われているという。三陸もその他の海岸でも、まさにいまがわかめ漁の最盛期だ。


(この記事は社会(NEWS ポストセブン)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

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2012年5月 1日 (火)

生活習慣、特に食事と運動を見直してみませんか?

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<◆… 生活習慣、特に食事と運動を見直してみませんか? …◆>

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 食事や飲酒、喫煙をはじめとする生活習慣に起因した病気を「生活習慣病」といいます。ガンや糖尿病、高血圧症となって表れることが多いのですが、これらは生活習慣を改善することで予防ができ、もし発病したとしても軽い症状で抑えられます。カギを握るのが、食事と運動の見直しです。

 まずは、食事をチェック。

 (1)塩分や糖分、炭水化物を取り過ぎていませんか? 
(2)野菜が不足していませんか? 
(3)魚より肉を食べることが多くないですか? 
(4)揚げ物やバター、生クリーム、チーズを使った料理を食べることが多くないですか? 

 特に、塩分の取り過ぎには注意しましょう。料理の味付けは、塩分0.7%の割合がベスト。試しに、200ミリリットルのお湯に小さじ4分の1の塩を溶かし、大さじ1程度の量を口に含んでみてください。これが塩分0.7%の味。この味を舌に覚えさせてください。初めはおいしくないかもしれませんが、慣れるにしたがって素材やだしが持つ本来のおいしさに気づくはずです。

 運動についても、毎日の積み重ねが大切。気負わずに続けるには、通勤や外出時に一駅手前で降りて歩くなど、「すぐにできること」から始めるのがコツ。マイペースで習慣にして、じっくり取り組みましょう。

 自分の体質を知ることで、生活習慣の見直し方が違ってくることも確か。Aさんはお酒をたくさん飲んでいても健康なのにBさんは病気になった、というように体質には個人差があります。健康で生き生きした毎日を送るために、体質に合わせて生活習慣を見直すことが欠かせません。

 ● 肥満防止に タケノコと新ワカメのおすまし

材料(2人分):
ゆでたタケノコの穂先50g、新ワカメ20g、削り節ひとつかみ、熱湯2カップ、塩・醤油小さじ1/3、酒大さじ1、木の芽数枚

作り方:
(1)タケノコは長さ3cm、幅2cmの薄切り。新ワカメは硬い筋を取り、長さ3cmに切る。
(2)鍋に削り節を入れ、熱湯を注いで3分置いてからこす。
(3)こしただしを沸騰させ、酒とタケノコを入れ、塩、醤油で味を調える。
(4)ワカメを加えてひと混ぜし、再沸騰したら火を止める。木の芽を添える。


(この記事は経済総合(ダイヤモンド・オンライン)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

糖尿病予防

2012年4月30日 (月)

九大、「低分子ペプチド」の摂取により血管の収縮を防げることを確認

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<◆… 九大、「低分子ペプチド」の摂取により血管の収縮を防げることを確認 …◆>

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九州大学は4月23日、動脈硬化の進行を抑える「ジペプチド」(アミノ酸が2つ結合したもの、「トリプトファン-ヒスチジン」)が血管平滑筋のカルシウムシグナルを遮断し、「カルシウムチャンネル」(細胞内へのカルシウムイオンを通過させるルート)を閉じる作用により、血管の収縮を防ぐことを明らかにしたと発表した。

成果は、九大農学研究院の松井教授らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、欧州生化学会速報誌「FEBS Open Bio」2012年4月号にオンライン掲載された。

これにより、食品タンパク質を源として発酵や酵素分解によって生成する低分子ペプチドの中には動脈硬化や高血圧の原因となる血管老化を予防し、血管力を高める作用があることが明らかになった。

ペプチドとは、アミノ酸がつながった化合物であり、発酵食品などに含まれる身近な食品成分だ。松井教授らの研究室ではこれまで、アミノ酸が2つあるいは3つつながった低分子のペプチドを摂取すると、血圧が改善されることをヒト試験で明らかにし、研究開発された素材は特定保健用食品(トクホ)として認可を受けているという実績を持つ。

良質のペプチドを摂取することは健康の維持や生活習慣病の予防・改善によいとの報告はあったが、どのように身体の中でその作用を発揮するのかについては十分に明らかにされていなかった。

松井教授らは、これまで種々検討してきた低分子ペプチドの1種である「ジペプチド」を100mg/kg、3カ月間マウスに投与すると大動脈の病変形成が抑えられ、動脈硬化の進展を予防することを2010年に報告している(画像)。

今回、このペプチドによる血管系の疾患の予防が、血管平滑筋でのカルシウムシグナル系の遮断であることを明らかにした。正確には、ジペプチドが「カルモジュリン依存性キナーゼII」活性を抑えることで、カルシウムチャンネルのリン酸化を抑制し、カルシウムチャンネルを閉じるというものである。

カルモジュリン依存性キナーゼIIは、カルシウムチャンネルの細胞内側をリン酸化させる酵素で、チャンネルがリン酸化されることで開き、細胞外からカルシウムイオンが細胞内に流入してくる仕組みである。なお、血管の収縮に大いに関わるカルシウムイオンが細胞内に入るルート(カルシウムチャンネル)をペプチドが閉じようとする作用は世界でも初めての知見だ。

ペプチドの摂取によって血管力の低下原因の1つである収縮が和らげられることは、血管に関わる病気(動脈硬化や高血圧)を防ぐことができる可能性があるという。

ペプチドによって血管力が高まることは、糖尿病予防(インスリン抵抗性改善)にもつながる可能性があり、今後の機能性食品開発のターゲットの1つとしてペプチドが大きなキーワードになる可能性があるとも松井教授らコメントしている。

(デイビー日高)

[マイナビニュース]


(この記事はテクノロジー総合(マイナビニュース)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

糖尿病予防

2012年4月23日 (月)

医師が警鐘を鳴らす「高血糖で女性の突然死が3倍」の危機

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<◆… 医師が警鐘を鳴らす「高血糖で女性の突然死が3倍」の危機 …◆>

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今年に入って、女性の突然死の報道が相次いでいる。3月8日、タレントの山口美江さん(享年51)が心不全により急死。2月にも東京都立川市で45歳の母親がくも膜下出血により急死し、4歳の息子が餓死する事件が起きた。中高年の女性を次々と襲った突然死。その発症の原因はなんだろう?

「そもそも突然死とは、発症から24時間以内に亡くなること。男女を問わず、その死因のほとんどは、脳卒中か虚血性心疾患です。特に高血糖の糖尿病患者の死亡率は、男性で2倍、女性で3倍だそうです」

そう語るのは、吉井クリニックの吉井信夫院長。20年以上にわたり突然死の予防啓発に力を注いできた脳外科医だ。また、東京内科医会会長の菅原医院・菅原正弘院長も「高血糖」の危険を指摘する。

「高血糖は動脈硬化を進行させるので、突然死のリスクも上がります。実際に、脳卒中や心筋梗塞の患者さんの8割に、血糖値の異常が見つかっています。糖尿病患者は男性で10年、女性は14年も寿命が短くなります」

病気のサインをみのがさないようにすることも大切だ。脳卒中のサインとしては、片側の手足にしびれや脱力感の表れ、心筋梗塞の場合は急に足がむくむ、息切れするなどを見落とさないように。そしていざ心筋梗塞や脳卒中が起こったら、一刻も早く救急車を。その際、倒れた時間も伝えること。発症した時間が不明だと、手遅れになってしまう可能性があるからだ。


(この記事は社会(女性自身)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

糖尿病予防

2012年4月22日 (日)

希少糖は糖尿病や肥満症の予防に有用 - 松谷化学などがラットで実証

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<◆… 希少糖は糖尿病や肥満症の予防に有用 - 松谷化学などがラットで実証 …◆>

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松谷化学は4月19日、名城大学、香川大学と共同で、ノンカロリーで甘味度が砂糖の7割程度の希少糖の1種「D-プシコース」と、それら希少糖を含む「希少糖含有異性化糖(希少糖含有シロップ)」が、肥満を伴う2型糖尿病ラットを用いた研究において糖尿病および肥満症の予防に有用であることを確認した。

成果には、同社研究所のほか、名城大薬学部の三輪一智教授、豊田行康准教授、香川大医学部の徳田雅明教授らの研究グループによるもの。今回の研究は、5月19日にパシフィコ横浜で開催される「第55回日本糖尿病学会年次学術集会」のポスターセッションにおいて、豊田行康准教授により発表が行われる予定だ。

希少糖は、自然界に稀にしか存在しない「単糖」と定義されている。D-プシコースは、抗糖尿病および抗肥満作用を示すことが、またD-プシコースを含む希少糖含有シロップは内臓脂肪蓄積抑制作用を示すことが確認されている。

さらにD-プシコースは、腸管における「α-グルコシダーゼ」およびグルコース輸送の阻害、肝臓における「グルコキナーゼ」の核外移行の促進による食後血糖低下作用を示すことも確認済みだ。

肥満を伴う2型糖尿病と糖尿病性合併、特に腎症を発症するモデル動物の「OLETF(Otsuka Long-Evans Tokushima Fatty)ラット」へのD-プシコースの長期投与により、食後血糖低下および体重増加抑制が起こることも確認されている。

ヒト試験においても軽度耐糖能異常者へのD-プシコース投与により、耐糖能の改善が認められている状況だ。また、肥満者への希少糖含有シロップの投与により体重減少も確認済みである。

そこで、D-プシコースおよび希少糖含有シロップが糖尿病および肥満症の予防に有用であるかどうかを調べる目的で、健常ラットのWistar系雄性ラットへD-プシコースあるいは希少糖含有シロップ溶液を飲水下で長期間投与し、投与後の内臓脂肪量、インスリン感受性、尾静脈血中のインスリン、「グルカゴン」(インスリンと共に血糖値を安定させるペプチドホルモンの1種)、タンパク質「アディポネクチン」濃度が測定されたのである。

Wistar系雄性ラットに3.75%D-プシコース溶液、あるいは希少糖含有異性化糖を6週齢から15週齢までの10週間にわたって自由飲水下で投与し、対照群には水を投与した。

そして、D-プシコースあるいは希少糖含有シロップ投与8週後に糖負荷試験(2g/kg グルコース)およびインスリン感受性試験が行われた。また、D-プシコースあるいは希少糖含有シロップ投与10週後に、尾静脈血中アディポネクチン測定を行うとともに、内臓脂肪量(精巣上皮、腎周囲、腸管膜脂肪量)の測定も実施。さらに、糖負荷後30分における尾静脈血中のインスリンおよびグルカゴン濃度も測定された。

D-プシコースおよび希少糖含有シロップ投与8週後において、D-プシコース投与群および希少糖含有シロップ投与群のいずれにおいても糖負荷時の尾静脈血糖値およびインスリン濃度の推移は、いずれの時間においても対照群と比べて有意に低く、耐糖能の増強が認められた。

インスリン感受性試験においても両群ともインスリン感受性の増強を確認。また、投与10週後において両群とも尾静脈血中のアディポネクチンは、対照群と比べて有意に高く、内臓脂肪の精巣上皮、腎周囲、腸管膜脂肪量は、対照群と比べて有意に低値を示し、糖負荷後30分の尾静脈インスリンおよびグルカゴン濃度も対照群と比べて有意に低値を示した。

これらの結果より、健常ラットへのD-プシコースおよび希少糖含有シロップ投与により糖・脂質代謝に対して有益な変化が起こることが判明したのである。つまり、D-プシコースとその同類の希少糖の摂取は、糖尿病および肥満症の予防に有用である可能性が示唆された形だ。

(デイビー日高)

[マイナビニュース]


(この記事はテクノロジー総合(マイナビニュース)から引用させて頂きました)

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糖尿病 予防

糖尿病予防

2012年4月20日 (金)

(朝鮮日報日本語版) 韓国の成人、25%が高脂血症疑い患者

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<◆… (朝鮮日報日本語版) 韓国の成人、25%が高脂血症疑い患者 …◆>

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 韓国の成人の4分の1ほどが高脂血症の疑いがあるとする調査結果が示された。

 代表的な生活習慣病の一つに挙げられる高脂血症は、血液中の脂質が過剰になる状態で、血管が狭くなり血液の流れが悪くなる動脈硬化症や、脳内の血管が詰まる脳梗塞(こうそく)、足の血管などが詰まる末梢閉塞性動脈疾患など、心血管系の病気を引き起こすこともある。最近では善玉コレステロールが不足した状態と併せ、脂質異常症とも呼ばれる。

 実際に、韓国で高脂血症と診断され治療を受けた患者は100万人を超えている。高脂血症の患者数は2006年の54万人から10年には105万人と、4年間で年平均18.1%増加した。男性患者は06年の23万1000人から10年には42万5000人と1.8倍、女性は同期間で30万9000人から62万7000人へと2倍に増加した。

 国民健康保険公団が15日に公表したところによると、健康保険診療費の資料を分析した結果、10年に1次健康診断を受けた1085万人のうち、高脂血症と疑われる人は261万人と全体の24.1%を占めた。こうした患者の割合は糖尿病有病率(9.6%)の2倍を超えており、高脂血症は高血圧(有病率30.3%)と同じくらい、今や珍しくない病気になっている。

 各年齢層の高脂血症と疑われる患者が全体に占める割合は、50代が29.0%で最も多く、60代が27.8%、70歳以上が26.1%と続く。男性は40代(33.1%)、女性は60代(29.3%)の割合が最も多かった。
 こうした高脂血症患者の増加は、洋食の普及などによる高カロリー食品の過剰摂取が主因と分析される。

 一山病院・家庭医学科のイ・サンヒョン教授は「高脂血症を予防するには、肥満にならないよう体重をきちんと管理するだけでなく、酒の飲み過ぎに注意し、脂っこい肉料理や高コレステロールの食事を控え、野菜や果物、豆類などの摂取を増やす必要がある」とアドバイスしている。コレステロールは脂肪の多い肉類、卵黄やたらこなどの卵類、エビ、イカなどに多く含まれている。

 イ教授はまた「適度な有酸素運動は善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす効果があるため、日常的に軽度な運動を取り入れることが望ましい」と助言している。

■高脂血症

 血液中に含まれる脂質が過剰になる状態で、一般的に総コレステロール値が240ミリグラム・パー・デシリットルを超えるか、中性脂肪が200ミリグラム・パー・デシリットル以上の場合を指す。高脂血症が進行すると血管が詰まり、動脈硬化症や脳梗塞などを引き起こす。高カロリーな食べ物を控えることが予防につながる。


(この記事は韓国(朝鮮日報日本語版)から引用させて頂きました)

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